2016 キッズサンガ「サマーキャンプ」

7/30-31 一泊二日のキッズサンガサマーキャンプが本堂・境内地で開催され、10名の児童が宿泊体験した。
恒例の夕涼み会は今年で4回目、久志誕生院の畠山住職を招き、「徳本上人絵説き説法」を企画、区内外から約30名が本堂に集結し、熱心に地元徳本上人のご生涯の絵説きに聞き入った。

初日30日は午後4時に本堂に集合、集会鐘(梵鐘)を参加者で衝くと、本堂で「らいはいのうた」をおつとめ、堂内にお念仏の声が響いた。
オリエンテーション後、一夜を過ごすテント張りと夕食用の炭熾(おこ)しに汗をかいた。

炭はから消し(消し炭)を上に置くと少量の枯れ草でも着火すること、「夏下冬上」と言って、火種の位置は夏は下に、冬は上に置くこと、炭は重なり合わせないと火が移らないことなど、住職さんから説明を受けながらバーベキューの準備をしました。

なかなかはかどらないため、坊守さんもお手伝い。テント設営ってホント難しいなぁ!

冬は寒いから火種も下に潜ろうとするんだって!
夏はその逆やねぇ! 炭が熾(おこ)りました。
準備OKです!

夕食はカレーライスにウインナー、バーベキュー!たくさん食べてね!

7時前になると続々と地元のみなさんが集結、いよいよ「絵説き説法」の始まりです。
畠山住職は、開口一番、このように挨拶されました。
”今まで数多く絵解きしてきたが、お年寄りから小さいお子さんまで揃って聞いていただくのは今回が初めてですよ”
老若男女がお寺につどい、楽しめる機会をとのことで始めた”夕涼み会”、本望でした。
住職は誕生院に所蔵されている「徳本上人絵伝」を一コマずつ撮影し、パネルに拡大印刷したそうです。大勢でも見やすく、またどこにでも持ち歩けるようにしているというパネルで、話は進みました。子どもには少し難しかったかな?

絵解きの中でゾウやハスの花にまつわる話が出たことから、終了後、裏山のハスの葉で「象鼻杯」を楽しみました。
もちろん子どもはジュース!ハスの葉と茎との接合部に爪楊枝で穴を開け、酒を流し込むと、あら不思議!
妙味の美酒に変身?   めっちゃおいしい!!

翌朝、眠い目をこすりながら10名の子どもたちが起きてきました。狭いテントと蚊帳を吊ったターフテントで雑魚寝!寝不足で不機嫌な様子。
全員でテントや机の後片付けを済ませました。
夕べ遊んだ花火もほかしといてなぁ!

終わりにみんなで記念撮影!ハイチーズ!