仏教婦人会の活動

仏教婦人会では、御正忌報恩講の際に年次総会を行っています。役員の任期は1年です。
婦人会の主な活動は、今では「宗祖降誕会」のお餅つきや各法要当日の本堂清掃活動、年末の仏具おみがきなどです。
以前は「中学生を送る会」という高校入試の後、合格発表までの間に卒業生と親、仏教婦人会員が本堂に集まって、おつとめ、法話、お祝いの言葉、レクレーションなど楽しいひと時を送ったこともありましたが、卒業生がいない年が続き、いつの間にか消滅してしまいました。
もっと昔には、降誕会で子どもたちによる劇、舞踊や歌など催し物がたくさんできました。地蔵盆でも境内で盆踊りを踊ったり、それはもうみんな集まって楽しかったですね。
婦人会も若婦人を「若妻会」、中高年婦人を「黒髪会(くろかみかい)」、老婦人を「法楽会(ほうらくかい)」と呼び、3部会に分けて活動したものです。
特に若妻会では、「御正忌報恩講」に着物姿で献灯・献華・献香を行っていたんです。
お念仏の声を子や孫に伝えるためにも、私たち仏教婦人が家庭・地域で担う役割は大きいと感じています。  おはなし 中井まさ子さん

昔の婦人会活動を熱く語ってくれました。「私も50年前は若妻会やったんやでぇ」
降誕会の餅まきの準備は前日から行っています。